今日はゆめのはなし。
みなさん、台風は無事過ぎ去ってくれましたか⁇
わたしは強い風が吹くとなぜか対抗意識を燃やしてしまいます。
こんな風に負けるわけにはいかんのだ!と思います。
これも1つの本能なんでしょうかねえ・・・。あ、ちこです。(笑)
今日は自分の目標を再確認するためにも。
すこし「ゆめ」のはなしをしたいなと思います。
わたしは昔から、とても好奇心が旺盛なこどもでした。
「なんでトマトは赤いの??」
「どうして太陽はあついの??」といつも何かを不思議だなあと思っていました。
時には、「どうして人は死んでしまうの?」なんてことを考えて、
しばらく眠れなくなってしまった時期もありました。
今思えば、このころから繊細で敏感で考えすぎてしまうクセは育っていたのだと思います。
そして、中学生になると英語の授業が始まり、わたしは「世界」に興味を持ち始めました。
世界にはこんなに見たことのない景色があるんだ!絶対にこの目でみてやるんだ!と。それは憧れから、次第に「目標」へと変わっていきました。
わたしは中学時代いわゆる「優等生」でした。
成績は常に上位3番以内。学級委員長をつとめ、部活の剣道も休まず通っていました。
家は父子家庭だったので、家に帰ってからは自分でごはんを作り、洗濯をするのが日課。
「頑張っている自分」が誇らしく、自信の源でした。
時は経ち、晴れて第1志望の高校に合格したわたしは、
「もう少しで私の夢もかなう!立派な大学に行って、海外に出るんだ!」
と、もう夢もかなったも同然、といった気持ちでいました。
・・・が。神様は別ルートを準備してくれていました。
高校一年生の夏。夏期講習に行こうと朝目覚めたわたしは、
ベッドから起き上がれませんでした。涙だけが訳も分からず流れる。
これが、わたしと「双極性障害」とのなが~いお付き合いのはじまりでした。
人生初めての「挫折」を経験したわたしは、「頑張っている自分」というよりどころ、自信の源も失いました。
それでも、何とか「病気になる前の自分」を取り戻そうと、通信制の高校に転入。
大学進学を目指していた時期もありました。
しかし、何をやろうとしても続かない。受験勉強も、英会話も、バイトも、恋人も。
1つあきらめるごとに、1歩ずつ、夢に背を向け遠ざかっていくのでした。
そうして、ぽやーっと生きていたある日、わたしにぴこーーん!とある考えがおりてきました。
「これはアプローチ方法の問題なのでは!?」
わたしは今まで、「ふつう」になりたくて、そのことにばかりとらわれていました。
普通に外に出て、勉強する。はたらく。
「双極性障害」という相棒の存在は無視していました。認めたくなかったから。
でも、それではうまくいかないのは当たり前。
相棒の存在を認め、受け入れるところから始めたら、また「ゆめ」は「目標」になるのでは?
そうして、わたしはゆめへの新たなアプローチとして、このブログやTwitterを始めました。
「やり方」は思い描いていたものと違うけれど、きっとゆめは私を待ってる。
今は根拠はないけれど、はっきりそう思うのです。
みなさんのゆめはなんですか?
ではまた。