双極性障害×抗うつ剤は危険!?
どうも、ちこです
今日はお薬のお話!
わたしは現在、
・リーマス
といった主に3種類のお薬を飲んでいます。
この中のアナフラニールというのは古くからある抗うつ剤の一つ。
この抗うつ剤、実は双極性障害との組み合わせには危険があるというのです。
にゃ、にゃんと!
症状が悪化する可能性がある
双極性障害に抗うつ剤を使うと、2つの危険性があると言われています。
1つ目は、気分がガツーン!と上がってしまい躁転すること。
2つ目は、ラピッドサイクル化すること。
*ラピッドサイクル化(急速交代化)とは、短い期間で躁とうつを繰り返すことを指します。
どちらも、躁とうつの波に揉まれる私たちにとってはつらいこと。
この2つの危険性を考慮して、双極性障害における抗うつ剤の扱いは慎重に、というのがルールになっているようです。
ちこも抗うつ薬で失敗してます
わたしは発症してから2年くらい、お医者さんにうつ病と診断されていました。
その時、お薬はサインバルタという抗うつ剤だけを飲んでいました。
ですが、症状は一向に良くならない。。。
抗うつ剤の量だけが、診察に行くたびに増えていく。
ひどい時には1週間ごとに躁とうつを行ったり来たりしていました。
完全にラピッドサイクラー。
ボロボロになったわたしは転院を決意。
そこで出会った今の主治医の先生は、会ってすぐわたしに一言。
「君はうつ病じゃない」
それまで前の先生の診断や、治療方針を信じていたわたしはびっくり。
それからわたしは双極性障害と診断され、リーマスという気分安定薬を飲み始めました。すると少しずつ、だけど確実に病状は落ち着きました。
今は躁とうつの交代は年3回くらい!
冒頭でお話しした通り、今も抗うつ剤は使っています。
ですが、常に先生と相談して、その時の症状に合わせ細かく量や飲み方を調整してもらっています。
自分の状態を客観的にみてみよう
うつ病から双極性障害へと診断が変わるというパターン、よく耳にします。
2つはよく似ているようだけれど、必要な治療は異なる。
それぞれに合わせた治療をすることがとても大事です。
だけれどわたしも経験したように、自分で「これは双極性障害?」と疑問を持つことはとても難しいことです。
躁の時は、「調子いい!これは治ったんじゃない!?」としか思いません。
病院の先生に伝えることもないので、当たり前のように気づくきっかけがありませんでした。
症状がよくなってから気づいたことは、常に自分の感覚を客観視するのが大切だということ。客観視することが出来れば、病気をコントロールすることもそう難しいことではありません。
自分をコントロールするために、わたしが試したことは2つ。
1つ目は、どんな些細なことでもいいので、自分の体調を身近な人や主治医の先生に常に話すこと。第三者の感覚はとても信用できる情報です。特に主治医の先生に伝えることは、正しい診察にもつながるのでマスト。
2つ目は、その時の状態、行動、気持ちを簡単に記録すること。
記録していくと、自然と客観視できる上に、続けていくと傾向も分かってくるので自己分析できるようになります。
スマホでも、ノートでも続けやすいものにササっとメモ!
どんな薬?という疑問を常に持とう
みなさん、自分が飲んでるお薬がどんなもので、何のためのものなのか、答えることはできますか??
わたしは以前、全く答えることができませんでした。
「お医者さんが出したお薬なら大丈夫だろう」と、何の疑問も持たずに出されるままお薬を飲んでいました。
だけれど、お薬によって症状が悪化することもあると身をもって経験。
その時に「これは良くない!」と痛感しました。
そして、自分の体は自分で守らなければいけないと強く思いました。
それからは、新しいお薬を飲む時は主治医の先生に「これは何のための、どんなお薬?」と必ず聞くようにしています。
さらに、ネットや本でも情報を調べたり。
そうすることで、安心してお薬が飲めるようになりました。
さらに、お薬に頼るという感覚から、お薬の力を少し借りているだけという考えに変わりました。
この感覚の変化はとてもわたしを楽にしました。
お薬を飲むときは「これはどんなお薬?」と一旦問いかける。これはかなりおススメです。
安心してお薬を飲めると気持ちも楽になるにゃ
そうだね、上手にお薬を活用しよう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!(*^^*)